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ミスiD2022ファイナル復活戦について

ミスiD公式


昨日今日と、今の今まで追加の通過者リストを何度も書いては消し書き直しました。

1/29、30、土日の復活戦。二日間できる限りリアルタイムで追ってたのはもちろん、見れなかった投稿などもあとで見直しました。
まず身も蓋もない結論として、ここでアピールをしてくれた人全員あまりに魅力的すぎて、ここから「内容で一人追加します」というのは「来月コロナを終結させます」くらい無理な話だなと。

例えば、朝ドラのヒロインやどこかのアイドルへの追加者オーディションといった「合う合わない基準」ではなく、その人のコンプレックスや弱点も含めた可能性や不完全な魅力までが魅力だと言っているオーディションである以上、最後の面接に繋がるファイナリストまでは、可能な限り多く選ぼうというのが唯一誠実なことだと信じ、それに伴いここ数年、年々ファイナリストは増えています(2019は94名、2020は119名、2021は198名)。
「ファイナリストが多い」と言われがちなオーディションですが、上から数えて何人、でもなく、いわゆる落とすオーディションでもなく、「今年の魅力の集合体を一人一人集めたらこの人数になりました」という、全員が魅力的な188名(179名+復活戦9名)と思っていただければ幸いです。

その代わりあまりにあまりなので、「賞」の数は今年から最小限にします。賞も確かに大事なのですが、「ミスiDファイナリスト」というのは、多種多様なジャンルや価値観やルックスやバックボーンの女の子が集まる中なので、ファイナルというのは普通のオーディション以上にすごい価値があると思っているので。


ということで、改めて、復活戦に出てくれた全員、本当に全員この先を見たかったし、お会いしたかったです。

本当にそうなのでしつこいですが、何度でもしつこく言っておきます。


選考ですが、まず心の声に忠実に選んでみたら最初19人くらいになりました。いろいろ見直しては思い直し他の仕事したり瞑想したり絞りに絞って12人。
しかしこれでも流石にスタッフにも怒られるので(そしてギリギリで確保してる面接日程をさらに拡大してしまい選考委員の方にも負担を増やしてしまうので)、泣く泣く何度も悩み、絞りました。

選考基準としては、遠くまでいけそうな人。この二日間で自分の殻を破ったり成長したりした人。(自分が配信向きではないことを自覚してる人であれば)配信ではなく作品なりなんらかの形で見せてくれた人。費やしてくれた時間も応援してくれてる人との盛り上がりも大事ではあるのですが、そこの奥にある気持ち、二日間に込められたなんらかの意図を強く感じた人。とにかくこの先を見たい人、です。とは言えそれだけじゃないし、そんな繊細なものを数値化できるわけないし、さらにはこちらが見る時間の偶然性とか、上記以外にも無数の要素が複雑に存在し絡まってます。例えばもう既に居場所があり戦えそうな人、愛されててなんでもできそうな人、ファイナルに行って以降の姿が想像しにくい人、2024の方が絶対におもしろくなってそうな人、などなど。
そしてそんなものも全てあくまで主観でしょと言われれば、残念ながらほんとにそうです。ただ言えるのは、それがオーディションでこれはオーディションなのだ、ということです。人生の正解でもなんでもない、一つのオーディション。いわゆるオーディションや偶然性の限界を超え一人でも多くの女の子を肯定したいと始めてここまでやってきてるけど、結局まだそれは全然できていないな、と今回も改めて思いました。道のりは遠い。

そんなわけで、ファイナルに復活する人は、1位の推野なこさん以外にこの8人になりました。

凛麻緒
Nui/ヌニキ
無限
スーパーまゆたろう
エナ
みゃお
村山優子
音露 

この複雑な思いで選んだリストに自分の名前が入ってない人の入っていない理由も全員それぞれ違うものです。誰もダメじゃないし、本当にみんな魅力的で全肯定でしかなかったです。すごいなーと思うひと、この先見てみたい人まだまだ本当にたくさんいるのです。その肯定をファイナル進出という形で出せないことはこちらのシステムの限界です。ごめんなさい。

ファイナルを増やすほど、この後の最終面接や進行にも影響を及ぼすし、小林の全員選評の負担も増えるだけで、きっとまたネットでも「追加クソ多いwwwwww」とか「こんなに選ぶんなら最初から選べよ」と言われるでしょう。ファイナリストの中には、またファイナルが増えてしまったという不安や、ファイナリストが増えるほど価値が下がると思う人もいるかもしれません。でもこれも何度でもいうように、これは上から何人選ぶとかでも、誰かに勝った負けたというオーディションでもありません。例えファイナリストが1000人いようが全員が全く違う光を放つ1000人です。

この復活戦でやっと真価を発揮したり、なりふり構わなかったり、自分ですら見えなかった凄さを掘り出して見せてくれた人に向き合って、決まりなのでダメですなんてつまらないこと言った瞬間、ミスiDはミスiDではなくなります。それは大人で、常識で、社会ではあるけれど、そんな社会からはみ出した人に手を差し伸べるオーディションで今更。非常識なオーディションなのだなと諦めてください。

なのでもう来年(もう今年ですが)も、もし受けてみようかなと思う方はぜひ受けてみてください。人間はどんどん変わります。生きるとは、古い自分に新しい自分をどんどん上書きしていくことです。不思議なもので、人間はどんなに出し切ったと思ってても先があります。物語は続きます。そして過去に忘れ物をしたと思ってる人は受け続けてくれてもいいオーディションです。変な言い方ですが、誰かが見てくれる期間は人を成長させます。来年も受けられるということは使い方によってはチャンスが増えたことでもあるのでは、とも考えていいと思います。

あるいはミスiDじゃないけど、ミスiDの子たちとなんらかの繋がりを持って活動していく人たちもたくさんいます。そういうことで近くにいてくれてもいいファジーなオーディションです。既にここまででそんな繋がりを持てたとしたら、なんというかもうそれ以上の宝などないです。いやもうミスiDなんていらなくなったわという人はむしろ絶対その方が幸せなので、自分を見つけ羽ばたいていく姿を見せてほしいです。人が下す評価よりも自分で自分にする評価より強いものなんてこの世にないので。その姿を僕は指を咥えて見ています。

最後に復活戦の二日で素敵な動画を作ってくれた音露さんの動画が良かったので、通った人にも通らなかった人にも観てほしいです。できたら最後の最後の言葉まで。

https://twitter.com/ibuki_ototuyu/status/1487791746033455111


ミスiD実行委員長 小林司


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