ミスiD2020「Re-Entry CHEERZ」について

 8月7日深夜0時、二日間という短い時間での「Re-Entry CHEERZ」が終わりました。
 今回、「一般人や高校生が、活動してファンがいる人相手にこれだけ頑張ったので、1位だけじゃなく通過させてあげてください」という主旨で通過できなかった女の子を支持するDMが相当数来ました。ほぼ全員、同世代の女の子からでした。
 一昨年、ミスiD2018のセミファイナル→ファイナル時の「復活戦CHEERZ」で、一度はファイナルに進めなかったさやか(さやぴ)という女の子が、接戦の末2位に終わった時、やはり同じように同世代の女の子からの想いが濃厚に綴られたDMが朝まで何十通と来ました。その時は二日間のCHEERZ、キャスなどの内容も考慮し、悩んだ末「1位のみ通過」だったルールを崩し、2位のさやかもファイナルに進むという変更をしました。
 なので、これに限らずですが、ミスiDでは"絶対"というルールはありません。ルールよりも現実の方がアップデートされてるし、しばしば尊いので。けれどその時は「接戦の末の2位」でしたが、今回DMが来た子はそれよりも順位は下でした。そうなると5位までとか6位まで繰り上げ通過、ということも考えたのですが、さすがにそれだと時間をかけてカメラテストをした意味がなくなってしまうし、「1位だけだから」と諦めた人たちに説明ができません。でも、誰にでも来年があるわけではなくてという葛藤地獄。
 ですが本当に、冒頭で書いた女の子だけではなく、悔しい気持ちをストレートにぶつけてくれたアイドルや上位の人全員、実はかなり心動かされる二日間でした。これがもっとカメラテストで出ていればという気持ちも正直あります。でも間違いなく、僕以上に心を動かした女の子たちやファンがそれぞれにいて、それがこの二日間で増えたり思いを強くしたとしたら、それはもう「誰かの明日を元気にできればそれはもう誰かのアイドル」というミスiDの定義そのものです。なので、このアイドル性を自覚し今すぐにでも何かにどこかに応用してほしい、と願っています。間違いなく人の心を動かす力を持ってます。
 同時にそこまでを救い上げるのが理念のはずのミスiDが、それができないところが現状で、限界、課題だなとまた改めて思いました。あいかわらず課題しかないので来年(があれば)もう少しまともな対応策を考えるしかないです。

 1位の毛並みんに関しては、基本はルール的には文句なしの通過です。ただ、今年含め書類選考は過去二回通ってるのに実際にはカメラテストでは二回ともセミファイナルに進めていない、という事実も確かで、やはりいろんな意見が出ていること、賛否はあるということ、曖昧になっているいろんな問題を今後どう考えていくかという課題は残っています。毛並みんを知らない人にとって懐疑的な気持ちを持つ人がいる、という至極当たり前のことも十分に配慮、尊重しつつ、今後も特にリアルイベントなどの場では慎重に進めていきたいと思っています。
 ただ、やはり賛否両論は好んで行く、課題とともに悩みながら進んで行くのがミスiDなので前向きに考えます。なので毛並みんは毛並みんのままで大丈夫です。おめでとうございます、毛並みん。

 セミファイナリスト159名になりました。実はすでにここまでいろんな家庭や学校やその他いろんな理由で、辞退する、もしくは辞退しろ、しないの葛藤を経てここに残ってる人たちもいます。
 正直相変わらず賞金も蠢く大人の力もほとんど何もないオーディションなのに、これだけ魅力的な人が集まってくれるのは感謝と謎しかありません。しかも多種多様の。でもそうやって来てくれるからにはこちらも命を削って今年もやりますので、とにかく、女の子がインディペンデントに古い慣習に屈せず自分らしくいられるロールモデルが一人でも増えることを今年も願ってます。
 クソ暑い夏がやって来てしまいましたが頑張りましょう。何をやればいいんだとお嘆きの人もいるかと思いますがそこからがミスiDです。

追伸 
僕は野球は大好きですが甲子園はまるで興味がないので、ミスiDを密かに女の子の甲子園と呼んでます。これは特に意味はありませんしアンオフィシャルです。

ミスiD実行委員長 小林司

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